お饅頭と生菓子

これまで、何度か予約をしておいて紅白の上用饅頭を配ったことがありましたが、このシンプルなお饅頭は華やかさこそありませんが、落ち着きの中の美と言うものがあって大変品がよいものです。

普段は、栗饅頭ください、で上等、最中下さいも、ちょっと気分を変えたい時や手土産、３時のおやつなどですね。

この饅頭ください、は大抵、気軽に食べられるお饅頭です。

これが季節の生菓子ともなれば、一個２５０円以上は覚悟で、滅多にいただけるものではありません。
今日は何かの記念日、とか、いいことがあったとか、家で良い雰囲気で、ゆっくりしたい時など、奮発してこれを購入します。

季節ならではの植物がモチーフになっているものが多く、着物の柄とかも勉強して活かされると言います。
お店によって甘さも異なる生菓子ですが、原則は、干し柿よりあまくなってはいけないのだとか。

ネーミングも日本ならではの美しい言葉が使われますね。
お正月の棹菓子の名前は特に雰囲気があって素敵です。